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O-Solution フィールドバランシング OS-0551

回転機械のバランス修正を誰でも簡単に。異常振動の原因解明、まずはここから。

回転機械の異常振動の原因のうち、最も割合の多いものは「アンバランス」であると言われています。これを解消するバランス修正(重りの位置変更・追加・切削など)は、従来、複雑な計算を伴う手作業であり、個人の経験や勘に頼るため多くの時間を要していました。
DS-5000ハードウェアとOS-0551 フィールドバランシングの組み合わせは、この課題をクリアします。バランス修正作業を簡素化・標準化し、専門的な経験がなくても、誰もが短時間かつ容易に高精度な修正を行える環境を実現しました。
さらに、周波数応答解析やトラッキング解析など他のオプション機能と組み合わせることで振動問題「全体」の根本的な原因の究明や解明に役立ちます。

特長

従来のロータモードに加えて砥石モードを追加

OS-0551フィールドバランシングには、従来機であるDS-0227のロータモードに加え、回転砥石のバランスピースによるバランス修正にも対応します。

ロータモード

軸受けで支持された回転体に重りの付加や、対象物を削ることでバランス修正が行えます。

  • ロータモード No.1
  • ロータモード No.2
    ロータモード修正画面

砥石モード

研削砥石のバランスピースでバランス修正が行えます。

  • 砥石モード No.1
  • 砥石モード No.2
    砥石モード修正画面

回転体の高速化に対応。最大26万回転まで解析可能

昨今様々な回転体の高速化が進んでいます。産業機器のモーターやEVにおけるE-Axleなどのバランシングに対応できるようにハード面、ソフト面からアプローチを行い最大260,000 r/minまでの高速回転に対応しました。

修正重りの事前登録機能

バランス修正時に指定通りの重さが用意できなくても問題ありません。手持ちの重りを事前に登録することで、その重りを組み合わせたバランス修正を演算し提案してくれます。また、理想的な重りによる修正を100%として、事前登録した重りがどの程度のバランス修正を行えるか、スコアとして確認することができます。

修正位置分割機能

バランス修正時に指定された位置丁度に修正用の穴が空いていなかったり、既に修正位置に固定用のビス等が入っている場合に、修正位置を等分割/不等分割で指定することができます。事前に修正位置を分割指定しておくことで、その指定に沿った位置に修正重りを取り付けるように演算を行います。

JIS規格に沿った判定機能や危険時の警告表示機能

JIS B0905:1992で定義された釣合い良さの等級の表示や、試し重りによる振動過多の際の警告表示ができます。

構成

修正面数と条件について

修正重りの取り付け、ドリルなどによる不釣合い部分の切削(削り取り)、またはバランスピースの移動によってバランス修正を行う平面を「修正面」と呼びます。
修正面は、1つの面に限定できる場合(1面修正)と、2つの面を設定しなければならない場合(2面修正)があります。一般に、円盤状の薄いロータは1面修正で対応できますが、軸方向に長いロータの場合は2面修正が必要です。

条件とは、振動を測定する箇所の数(測定点数)のことです。通常、測定点数は1点または2点のいずれかとなります。
測定点が2点の場合は、双方の測定データを取り込み、2箇所の振動を同時に低減させるバランシング修正演算を実行します。

  • 修正面数と条件

1面1条件のシステム構成例

  • 1面1条件のシステム構成例

2面2条件のシステム構成例

  • 2面2条件のシステム構成例

事例

ブラシレスモーターによるロータの回転のアンバランス修正を行った測定結果です。

イニシャル試験

対象物の振動がどの程度あるか確認します。
フーリエ次数解析によって、それがアンバランスによる回転1次成分か確認できます。

  • イニシャル試験

トライアル試験

試し重りを取り付け、イニシャル試験と同様に対象物を回転させます。
既知の試し重りの重さ、位置を入力し測定することで、修正重りの位置を特定します。

  • トライアル試験

確認試験

修正位置に修正重りを取り付け、アンバランスが解消されたか確認します。

  • 確認試験

イニシャル試験と確認試験の結果を重ねることで、バランス修正前後の違いを比較することができます。

  • バランス修正前後の違いを比較

最終更新日:2026/08/10