自動車業界が電動化に向けて進む時代になり、研究対象の中心は内燃機関からモーターへと移行しつつあります。それに伴い振動制御の研究開発で狙う周波数帯域もより高い領域へとシフトし、MBDにおいては今まで通りのモデルでは通用しないということが分かってきました。そうなると、高い周波数帯でのモデリングが必要となってくるのですが、そのモデル化のためには低慣性ダイナモを使った周波数特性の正確な計測が重要となってきます。
これら電動化に伴う課題にアプローチできる新しい方法論を確立しようとしているのが、この研究なのです。今後モーターがよりメインの動力源となっていくにつれ、この新しい振動抑制制御手法はますます重要性を増し注目されていくと思っていますので、大いに期待しています