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車載流量計測

  • FP-4135 / DF-2200

    FP-4135 / DF-2200
  • MF-3200 / DF-2200

    MF-3200 / DF-2200

昨今の燃費問題や自動車を取り巻く環境の変化により、欧州および国内ではRDE (Real Driving Emissions)と呼ぶ、ランダムかつダイナミックな実路走行による新たな試験法規の導入が検討されています。また、車両開発においても過渡計測の要望から走行時の「瞬時」燃費計測の要求が高まっています。
FP-4135 / DF-2200 は、ガソリン車で主流となったリターンレスエンジンをメインターゲットにしています。エンジンルーム内へ搭載可能なコンパクトさと高機能を両立、内燃機関のあらゆる燃費計測を可能にします。
MF-3200 は、燃料リターンがあるディーゼルエンジンをターゲットにしています。リターン燃料を処理する機構を備えており、燃料の消費量を精度よく計測します。リターン燃料を燃料タンクの燃料で冷却することで、実際のエンジンの稼働条件を変えることなく運転、計測することができます。

特長

1. 検出器設置の注意点(FP-4135)

共通事項

検出器は、必ずエンジンが停止していることを確認した後、取り付けまたは取り外し作業をしてください。
運転停止直後のエンジンは非常に高温になっています。そのため、検出器はエンジンの温度が下がったことを確認した後、取り付けまたは取り外し作業をしてください。

車載型容積式流量検出器FP-4135は精密計器です。

  • 環境温度範囲内(流量検出部:-30~+100 °C、信号処理部:-30~+70 °C)で温度差が激しくなく、また仕様内の振動範囲で使用してください。
  • 車載型容積式流量検出器FP-4135は、直立(±15 °以内)に設置してください。
    流量検出器の取付け固定は、検出器本体のネジか付属の取り付け金具を使用してください。
  • 液体タンクより低い位置に検出器を設置してください。
    検出器は液体タンクより低い位置に取り付け、エア(気体)が溜まらず、また負圧にならないよう注意してください。
    燃料ポンプで燃料を加圧、圧送する場合はこの限りではありません。

2. 流量計設置の注意点(DF-2200)

車載バッテリを使用する場合

付属のバッテリ用電源ケーブルをご用意ください。バッテリ本体からの電源の接続手順は、次のとおりです。

  1. DF-2200車載型燃料流量計のPOWERスイッチが、OFF(○)側にあることを確認します。

  2. バッテリを接続します。

  3. 最初に、付属のバッテリ用電源ケーブルのプラグを、DF-2200車載型燃料流量計の背面パネルに配置されている電源接続コネクター(DC INPUT)に、奥まで確実に差し込みます。

  4. バッテリ用電源ケーブルの黒側をバッテリターミナルの―に、バッテリ用電源ケーブルの赤側をバッテリターミナルの+に、それぞれ接続します。

DF-2200本体を車載する場合

次の図および手順を参照し、車両の助手席に取り付けてください。

  1. オプションのCT-0675保護取手をDF-2200車載型燃料流量計に取り付けます。DF-2200車載型燃料流量計の左右側面に配置されているオプション取付け用ネジ穴に、オプションのCT-0675保護取手を付属のネジで固定します。

  2. 車載する車両の助手席に、DF-2200車載型燃料流量計を固定してください。取付け固定用フック付きのケーブルを、CT-0675保護取手に接続し、次の図のようにシートの左右両方向に張り、不用意に動かないよう確実に固定します。

※ DF-2200本体はダッシュボードには設置しないでください。
DF-2200本体をダッシュボードに置いて使用すると、走行中に落下し怪我や機器を破損する恐れがあります。

※ 車載型容積式流量検出器FP-4135を車載し公道にて測定を実施するには、警察または国土交通省の許可を必要とする場合があります。詳細は、最寄りの警察署までご確認ください。

  • バッテリー接続
    バッテリー接続
  • 車載固定時
    車載固定時

3. 検出器設置の注意点(MF-3200)

エンジンからの戻り燃料が60 °C以上の場合は熱交換器を入れる等して燃料を冷却してください。

※ 建機対応仕様として、大流量化、フィルター入口の大型化、DC12 V化や24 V化、ゴム足強化も可能です。
車両に設置する場合、必ず流量計本体が車両に接触しない様、絶縁処置を施し固定してください。

  • MF-3200 建機仕様
    MF-3200 建機仕様
  • 座面にはゴムシートなどを敷き、側面も接触しないよう絶縁処理すること。
    座面にはゴムシートなどを敷き、側面も接触しないよう絶縁処理すること。

4. 使用例

  • 自動車メーカー、建機メーカー、船舶メーカーなどエンジンの設計、研究、開発部門

  • 車両、船舶の出荷検査などでエンジンの燃費計測部門

使用例 シャシダイナモ(DF-2200 / FP-4135)

  • 使用例 シャシダイナモ(DF-2200 / FP-4135)

使用例 建機(DF-2200 / MF-3200)

  • 試験内容によりDF-2200はキャビン内または机上に設置します。
    試験内容によりDF-2200はキャビン内または机上に設置します。
  • 4. 使用例

a) 堀削・積込み動作試験
標準バケットを装着し、堀削・積込みの模擬動作を行うときの燃費消費量、または電力消費量を測定する。

b) ならし動作試験
ブームとアームを用いてならし動作を行うときの燃費消費量または電力消費量を測定する。

c) 走行試験
舗装路面または十分締め固めた土地の平坦な直線路上を走行するときの燃料消費量または電力消費量を測定する。

d) 待機試験
燃料エネルギー駆動形油圧ショベルおよびハイブリッド形油圧ショベルにあっては待機時エンジン最小負荷回転速度における燃料消費量を、電気エネルギー駆動形油圧ショベルにあっては待機時にもモーターに結合している機器に外部負荷を加えることなく、製造業者の指定する待機運転に要する電力消費量を測定する。

(引用:JCMAS H020:2014 土工機械-エネルギー消費量試験方法-油圧ショベル)

最終更新日:2021/11/30