トルク計 よくあるご質問
質問番号 FAQ-1302
TS-2100 電圧出力
電圧出力に付いてご説明します。 パラメーターの設定に関しては「設定手順書」をご参照ください。
1. トルクの電圧出力
背面パネルの TRQ OUT コネクターから、トルクのアナログ電圧出力が行われます。トルク検出器の RANGE によってフルスケール測定時の出力電圧は下記のようになります。
| 検出器 RANGE | フルスケール時の出力電圧 |
|---|---|
| 1 | ±1 V |
| 2 | ±2 V |
| 5 | ±5 V |
| 10 | ±10 V |
出力コネクター: C02 形( BNC )コネクター
適正負荷: 10 k Ω 以上 時定数: 500 ms 、100 ms 切替え
内部設定部のパラメーター設定用ディップスイッチ 8 を ON にすると 100 ms になります。出荷時は、OFF に設定してあります。
トルクの電圧出力の校正のしかた
デジタルマルチメータ(以下ディジボルと略します)の表示を見ながら行います。 ディジボルを用意してください。
- 調整するときは、検出器の両方または片方の軸を他の機器との接続をはずした状態にして軸に負荷がかからないようにします。
- 検出器に電源を供給し、回転方向に合わせてトグルスイッチを設定しておきます。 TS-2100 の TRQ SIG の LED が点灯していることを確認してください。
- 背面パネルの TRQ OUT 端子とディジボルを接続します。
- 無負荷時の出力電圧を測定し、0 V であれば調整は不要です。 出力電圧にずれがある場合には、前面パネルのディジスイッチ TRQ ZERO を変更します。 ポテンショメータの ANALOG ADJ TRQ ZERO はさわらないでください。 (ANALOG ADJ TRQ ZERO は BCD 出力との間に差があった場合にのみ使用します)
- ディジスイッチ TRQ ZERO の設定値から下記の数値を演算した値を設定したとき、フルスケール測定の出力状態になり、ディジボルの表示値が下記のようになります。
検出器RANGE TRQ ZERO ディジボル表示値 1 1000 1 V 2 2000 2 V 5 5000 5 V 10 10000 - 表示値にずれがある場合は、前面パネルの TRQ FULL のポテンショメータを回して調整します。
- TRQ ZERO の値を元に戻してから測定を開始してください。
2 回転の電圧出力
<ご注意>
入力周波数範囲内でも出力は、10 V = 10000 r/min までしか出力されませんのでご注意ください。下限周波数は回転数に直すと、60 P/R のとき 20 r/min 、120 P/R のとき 10 r/min 、180 P/R のとき約 6.6 r/min にあたります。
背面パネルの REV OUT コネクターから、回転のアナログ電圧出力が行われます。 内部設定部の P/R スイッチを回転検出用歯車の歯数に合わせて設定してください。 10000 r/min のとき、10 V が出力されます。


通常は、背面パネル REV IN コネクターへの入力信号を計測して出力します。 内部設定部のパラメーター設定用ディップスイッチ 1 を ON にして、トルク検出器の付属モーターを回すと回転数に比例した出力をさせることができます。ただし、軸の回転が静止していても付属モーターの回転数分のオフセット出力があります。このオフセット分は、検出器によって異なり、時間と共に変化がありますのでご注意ください。
回転電圧出力の校正のしかた
- 検出器の軸の回転を止めます。
- 背面パネルの REV OUT 端子とディジボルを接続します。
- 内部設定部のパラメーター設定用ディップスイッチの 3 を ON にしますと、0 V が出力されます。0 V にならない場合は、前面パネルの REV ZERO のポテンショメータを回して調整します。
- 内部設定部のパラメーター設定用ディップスイッチの 4 を ON にします。内部設定部の P/R スイッチの目盛りによって下記の電圧が出力されます。電圧にずれがある場合は、前面パネルの REV FULL のポテンショメータを回して調整します。
P/R 設定する目盛り 出力電圧 60 P/R 目盛り1 10 V 120 P/R 目盛り2 5 V 180 P/R 目盛り3 3.3 V - 内部設定部のパラメーター設定用ディップスイッチ 3 と 4 を OFF に戻してから測定を開始してください。
電圧出力端子 (背面パネル)
コネクター名称
TRQ OUT : トルク出力
REV OUT : 回転出力

最終更新日:2002-03-15