FV変換器 よくあるご質問
質問番号 FAQ-0916
LG-916とTM-2130を組合わせて使用しているが、出力電圧がゼロのまま。LG-930とFV-1100を組合わせて使用しているが、波状の変動電圧になる。
軸に反射シールを1枚貼ってLG-916やLG-930等の光電式検出器で検出した信号は、1秒間当たのパルス数が少なく、測定したい回転数によってはFV変換回路の周波数レンジに対し極端に低くなり、結果として質問のような出力電圧になります。
<解 説>解>
TM-2130,FV-1100は入力信号の周波数に比例した電圧に変換するのにFV変換回路(周波数/電圧変換回路)を利用しています。
下図はFV変換回路のブロック図を示します。

積分回路は、入力パルスがハイレベルのとき充電され、ロウレベルのとき放電されます。入力パルスの周波数が高くなると、充電回数が多くなり総合的に充電時間が長くなるので出力電圧は上昇します。逆に周波数が低くなると、充電時間より放電時間が長くなり、出力電圧は低下します。
充放電の速さは時定数が小さいほど早く、1パルスでの充電放電電圧の差(リップルと言う)は大きくなります。また、このリップルは入力周波数が高ければ微少ですが、低周波数になるほど大きく現れます。
LG-916、LG-930のように光電式検出器は1回転当たり、貼った反射シールの数しか信号が出ませんので、入力周波数は低周波数になり易く、質問のような状態になってしまいます。使用回転数範囲から入力周波数を計算し、FV変換の周波数レンジの10%以上で使用できるか確認する必要があります。
TM-2130のカタログには周波数が周波数レンジの1%のときの出力電圧のリップル量が記載されています。下表はその一例を抜粋しました。

・ カタログ記載の精度
電圧出力 0.1 % FS
電流出力 0.7 % FS精度は 20 kHzの時が最悪になりますので、この時の分解能+アナログ回路精度を記載しています。
入力周波数 max50 kHz に改造可能です。この場合も分解能は同様な考えになります。
最終更新日:2018-07-13