FV変換器 よくあるご質問
質問番号 FAQ-0845
LG-916とTM-2130を組合わせて使用しているが、出力電圧がゼロのまま。LG-930とFV-1100を組合わせて使用しているが、波状の変動電圧になる。
軸に反射シールを1枚貼ってLG-916やLG-930などの光電式検出器で検出した信号は、1秒間当たりのパルス数が少なく、測定したい回転数によってはFV変換回路の周波数レンジに対し極端に低くなり、結果として質問のような出力電圧になります。
<解説>
TM-2130、FV-1100は、入力信号の周波数に比例した電圧に変換するためにFV変換回路(周波数/電圧変換回路)を利用しています。積分回路は、入力パルスがハイレベルのとき充電され、ロウレベルのとき放電されます。入力パルスの周波数が高くなると充電回数が多くなり、総合的に充電時間が長くなるので出力電圧は上昇します。逆に周波数が低くなると、充電時間より放電時間が長くなり、出力電圧は低下します。
充放電の速さは時定数が小さいほど早く、1パルスでの充放電電圧の差(リップル)は大きくなります。このリップルは入力周波数が高ければ微少ですが、低周波数になるほど大きく現れます。
LG-916、LG-930のような光電式検出器は1回転当たり貼った反射シールの数しか信号が出ませんので、入力周波数は低周波数になりやすく、質問のような状態になってしまいます。使用回転数範囲から入力周波数を計算し、FV変換の周波数レンジの10%以上で使用できるか確認する必要があります。
TM-2130のカタログには、周波数が周波数レンジの1%のときの出力電圧のリップル量が記載されています。
最終更新日:2018-07-13