CF-5200 よくあるご質問
質問番号 FAQ-0610
オーバーオール値とはパーシャルオーバーオール値とは
オーバーオール(略称OA)はFFT分析された全周波数のパワー値(Y軸値)の積和です。
ローパスフィルターが掛かっていますので周波数レンジ以上の成分はカットされますのでご注意ください。
はじめに、
画面にはデータ長2048(初期設定)のとき、周波数レンジに対し800等分された、0Hz+800=801個のスペクトルが表示されます。
i=0~800
Vi=i番目のスペクトルの電圧振幅
とすると画面に表示された個々のスペクトルの値は
(1)Log表示では(Y軸がdB表示のとき)
Pi=10LOG(Vi)2
(2)Lin表示では(Y軸がVr表示のとき)
√(Vi)2=Vi
のPi、Viが表示されています。
オーバーオールの計算は
(3)Y軸がLogの時
P0:DC成分のY軸値(dB) Pi:i番目のY軸値(dB)とすると
(OA)=10LOG{(10P0/10+--+10Pi/10+10P800/10)Hf}
Hf:ウインドウ補正
レクタングラでは 1
ハニングでは 2/3
(例) Pi=30、50,---40(dB)とすると
(Y軸dB表示のとき読み取れる値)
(OA)=10LOG{(1030/10+1050/10+--+1040/10)Hf}
(4)Y軸がLINの時
V0:DC成分のY軸値
Vi:i番目のY軸値(Vr)とすると
(OA)LIN=√{(V02+--+Vi2+V8002)Hf}
注 { }内はルートの中になります
(例)0.1、0.3、---0.4(V)とすると
(OA)LIN=√{(0.12+0.32+−−−+0.42)Hf}
Pi、Viを任意の範囲で計算するとパーシャルオーバーオールになります。
時間領域で考えると2048個のデータの2乗平均値に一いたします。
最終更新日:2000-04-10