変動騒音を測定評価する方法として、時間率騒音レベルがあります。時間率騒音レベルを求めるには、初めに、動特性を Fast にして、5 秒毎の測定データを 50 個採取し、採取時間順に表 12-2 の A 欄のように記載します。次に、このデータからレベル毎の個数(度数)を求め、表 12-2 の B の様に個数欄に記入します。
騒音レベルの表示は、通常小数点以下 1 桁まで読みとりますが、評価する分解能により分割レベルを決め個数を求めます。ここでの例では、説明がしやすいように 1 dB 毎に分割しています。さらに、同表 12-2 の B の累計欄に騒音レベルの低い順に加算した累計を記入し累積度数を求めます。ここでの累積度数データを使用して、累計欄の数値、ここでは 1、4、7... を Y 軸に、それぞれに対応した騒音レベル 64.5、65.5、66.5... を X 軸にとって、図 12-1 の様にプロットし、各値を結んでなめらかな曲線(修正曲線)を描いて、累積度数分布曲線を求めます。この分布曲線より右側の % 目盛りからその曲線の 95 % の値を読みとります。この値が 90 % レンジの上端値 L5 です。同様に、50 % の値が中央値 L50、5 % の値が 90 % レンジの下端値 L95 となります。