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CF-5200 よくあるご質問

質問番号 FAQ-0525

エネルギースペクトル密度の意味は

周波数レンジによりデータ長(サンプルデータ2048点を取り込む時間T)が変わります。その為周波数レンジを変更するとFFTするデータ時間が変わり、その分エネルギーが違うということになります。

エネルギーを平均化・規格化するためパワースペクトルをTで割った値、つまり単位時間長1s当たり(単位エネルギー)のパワースペクトルを考え、パワースペクトル密度は1Hzあたりのパワースペクトルとして定義されます。
ランダムな信号では同じ信号でもFFT分解能(バンド幅に相当する)によってパワースペクトルの値に差が生じます。パワースペクトルの分解能(バンド幅)を1Hzあたりに規格化して表示することで、周波数レンジによる違いの影響をできるだけ除くことができます。

エネルギースペクトル密度は、パワースペクトル密度にデータ長Tを掛けたものとして定義されます。
ランダム信号では、平均化ということでパワースペクトル密度を利用しますが、衝撃波形などの単発現象では、エネルギーが有限時間ですので、その現象の継続時間を加味したエネルギースペクトル密度が利用されます。

それぞれの関係は次のようになります。データ長(=時間)T、周波数分解能Δfとすると

  • パワースペクトル=2048点のFFTで求めたスペクトル
    (各周波数成分の振幅実効値を表示)
  • パワースペクトル密度=パワースペクトル÷Δf
    (単位周波数当たりのパワースペクトルを表示)
  • エネルギースペクトル密度=パワースペクトル密度×T
    (単位周波数当たりのエネルギースペクトルを表示)

T=2048÷周波数レンジ÷2.56
Δf=周波数レンジ÷800

関連する取扱説明書の章

5.8.3パワースペクトル密度/エネルギースペクトル密度

最終更新日:2006-01-16