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回転検出器 動作原理

電磁式回転検出器 動作原理

MP-900/9000シリーズ
MP-900/9000シリーズ

歯車外付け型電磁式検出器は、通常回転軸に取り付けられた検出歯車の歯先に近接させ、回転速度に比例した周波数の信号を発生します。
永久磁石、検出コイル、ヨークより構成されており、ヨークの近傍で磁性体が近づくと、検出コイルを通過する磁束が変化し、変化分に比例した周波数の誘起電圧が検出コイルに生じます。
磁束は周波数f = 回転速度(r/min)× 歯数/60(Hz)の脈動をしますので、これが検出器の回転信号として出力されることになります。

  • 電磁式回転検出器 動作原理 No.1
  • 電磁式回転検出器 動作原理 No.2
  • 電磁式回転検出器 動作原理 No.3

特長として、

  1. 簡単構造

  2. 電源不要

  3. 小型

  4. 保守不要

等であり、信頼性の高い回転計測ができるものとして多方面で数多く使用されております。

磁電式回転検出器 動作原理

磁電式回転検出器 動作原理 No.1

磁電式回転検出器は、磁気抵抗素子を応用し、主に回転測定に適するよう、設計されています。
磁気抵抗素子は、磁界の強さによって素子の抵抗値が変化するものであり、通常、マグネットによって一定磁界を与えておき、検出金属(歯車)が素子に近づいた時、磁界が変化し、その変化分を抵抗値の変化として検出しています。
2個の素子を使用することで、ギャップの変化などによる検出磁束への影響を低減し、安定した検出信号を出力することができます。

磁気抵抗素子2個と、抵抗2個により、図のようにブリッジ回路を構成し、差動出力として、検出信号を取り出し、DCアンプで増幅しています。
磁気抵抗素子の抵抗値のバラツキを調整するため、ブリッジ回路にポテンショを使用し、ブリッジ出力をDCアンプに接続します。なお、検出歯車として、インボリュート歯車を使用した場合、出力波形はほぼサイン波となります。
DCアンプの出力は波形整形回路へ渡され、立ち上がり、下がりの速い矩形波とします。
磁気抵抗素子は、検出器の先端に配列され、歯車検出において方向性があるため、検出器には位置合わせ用のマークが記されています。

  • 磁電式回転検出器 動作原理 No.2
  • 位置合わせマークを歯車の歯の向きに合わせる
    位置合わせマークを歯車の歯の向きに合わせる

光電式回転検出器 動作原理

光電式回転検出器 動作原理 No.1

LG-9200は、反射型光電スイッチであり、検出器先端にオプトファイバを使用し、特に微小物体の検出、回転体の検出に適しています。検出器内に、光源(LED)、受光素子(フォトトランジスタ)および、アンプを内蔵しているため、小型で使用しやすい設計となっています。光源はパルス変調方式を行ない、外乱光の影響に強く、さらに、動作表示灯も内蔵しているため、動作状態を確認できます。

発振回路は、光源の発光ダイオードを点灯するパルス変調回路であり、非安定マルチバイブレータ方式を行なっています。

光源から発光されたパルス光は、検出対象物に反射され、フォトトランジスタの出力を交流増幅回路で、適当なレベルに増幅した後、検波回路で整流、積分を行ない、直流電圧に変換します。次段の波形整形回路において、この直流電圧が設定レベルに達した時、出力がHIとなり、レベル以下になった時、LOとなります。
動作表示灯は、出力レベルがHIの時点灯し、動作確認が行なえます。

  • 光電式回転検出器 動作原理 No.2
  • LG-9200 測定可能範囲
    LG-9200 測定可能範囲

最終更新日:2024/05/07