上図 8-3 は、サンプリング点数を 256 点(時間長 T = 15.625 ms)にとり、レクタンギュラウィンドウを適用して FFT 分析した結果表示です。上から、10 kHz レンジでの時間軸波形、次がその FFT、3番目が 6.4 kHz レンジでの時間軸波形、4番目がその FFT です。10 kHz レンジでは 800 Hz に同期して切り取りが行われているため 800 Hz にピークが表れていますが、6.4 kHz レンジではうまく同期して切り取りができず不連続点による リーケッジエラーが発生するため、スペクトルの漏れが波形の裾の広がりとして現れています。また、分解能 = 6400/100 = 64 Hz のため、800 Hz という周波数は無く、768 Hz(= 64 Hz×120 line)と 832 Hz(= 64 Hz×121 line)に分かれてスペクトルのピークが現れ、かつ 768 Hz の Y 軸の値は 10 kHz レンジに比べて小さくなっています。その減衰分は、先の図 7-14 でのウィンドウ減衰となります。