最近、学校の運動場のスピーカの音に対して、近隣の人から苦情があったらしいんだ。
お父さんも前の運動会のとき、スピーカからの音は気になっていたんだ。 特に音楽が適切なボリュームで再生されてないことがあって、これでは近隣の住宅に迷惑がかかるんじゃないかなあって。
でも、いつも運動会やっているわけではないし、小学校や中学校の運動会は、地域のイベントでもあるんだから・・・。
こういう音の問題は、両方が満足する解決案というのはなかなか無いのが通常なんだ。
まず、迷惑をかけている側が、技術的な手段で解決できれば一番いいよね。 今回の場合は、適切なボリュームを決めて、それ以上音が大きくならないようにすることが最初にすべきことじゃないかな。 それに、これは学校の建設時や、音響設備が新設されるときに十分考慮されることだけど、スピーカの配置と向きを最適にする。 また、そういう設備がしっかりメンテナンスされていることも大事だね。 設備が老朽化して、スピーカの音が割れていないかとか。 スピーカの向きが変わっていないかとかね。
そういえば、運動会の全体体操の時の音楽が少し ”バリバリ” 鳴ってたような気がする。
設備の問題もあるかもしれないけど、使う音源そのものの音質が悪かったりする場合もあるよね。 また、音源の音のレベルがまちまちだと、ボリューム設定も難しいし、その辺は事前に十分に確認しておくことが必要だね。
技術的な問題をちゃんと手当てしても、苦情がなくならない場合はどうすればいいの?
ここからが、難しいところなんだ。 まず、技術的に対処したことで、改善されたことを住民の人に理解してもらわなければいけないね。 そういう対策を施したという事実で、苦情を言う側の心理はかなり緩和されると思うよ。 もし、苦情があった時に、おとが言うように、「地域のイベントだから・・・」というふうに現状を受け入れてもらおうとすると、問題がこじれていく可能性が大きいんだ。 まず、迷惑をかけている側が、現状を把握して、第1段階として打てる手を打つことが肝心だね。
そうか。 騒音を出している方から、まず対策のアクションを起こさないといけないということだね。
それでも苦情が収まらない場合は、妥協点を見出さないといけない。 両方がその妥協点に歩み寄るということだね。 スピーカの音を抑えても、拡声として機能する最低限のレベルを見極めて、それを騒音として受ける側にも理解してもらうことだろうね。 学校の騒音とは違うけど、3年ほど前に、噴水で遊ぶ子供の声がうるさいと近所の住人が訴えて、裁判所は子供の遊び声が環境基準を超えているとの事で噴水の使用差し止めの決定をしたんだ。