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デジタル信号処理の基礎  - Appendix「アナログ信号とその関連用語」

加速度、温度、圧力などいろいろなセンサーは、その物理量に比例した測定量(電圧や電流)を検出します。
物理量の変化にたいする測定量の変化を比で表したものを「感度」といいます。センサーがどこまで微小な測定量に感じるか、最小の測定量もしくは最小の変化量を「感度限界」といいます。

物理量を測定器で表示する場合、表示が可能な最小変化量は「分解能」といい、それ以上に細かく読み取ることはできません。それを補うために測定器では「最大目盛値」「最小目盛値」を変更できるようにレンジ設定機能を有しています。しかしレンジによっては全ての「指示範囲」が有効というわけでなく、特に保証された精度で指示される範囲を「有効範囲」「リニアリティーレンジ」と呼び、読み取る場合にはこの範囲に注意する必要があります。

指示値やアナログ信号では状態を一定に保っていても、一般的に緩やかで継続的な好ましくない変化である「ドリフト」があったり、電源周波数に関連したほぼ正弦波状の低周波の好ましくない変化「ハム」や、周期的ではあるが三角波など非正弦波状の好ましくない変化「リップル」、比較的ゆっくりした好ましくない非周期的変化「揺らぎ」、好ましくないスパーク状の信号でしかも断続的な変化「ジッタ」を含んでいることがあります。
微小信号を観測する場合は物理信号なのか、測定器によるものなのかチェックが必要です。

(2003年7月18日発行メールマガジンより抜粋)